新チームと新任コーチのデビュー戦/東海大学付属甲府高校(山梨県・男子)

 「日清食品リーグ U18バスケットボール競技大会 関東ブロック2021(以下、関東ブロックリーグ)」に出場する男子チームは、いずれも今夏のインターハイ出場校です。しかし、先週末、11月14日(日)まで繰り広げられたウインターカップ各都県予選の結果はそれぞれ。残念ながら、東海大学付属甲府高校は決勝で敗れ、全国大会の出場権を手にすることはできませんでした。大学バスケへ向けて、そのまま関東ブロックリーグを最後の舞台として出場する3年生も多い中、東海大学付属甲府高校は新チームで挑みます。

 主力だった3年生が引退し、チームが様変わりしてからまだ2週間ほど。ウインターカップ出場を決めた栃木県立宇都宮工業高校(栃木県)との開幕戦へ向け、青井 大樹コーチは「オフェンスとディフェンスの徹底すべき部分を決めて、この試合に臨みました」。結果は62-87。経験不足、試合勘、体格や体力面など様々な差が見え、「短い期間でなんとか詰め込んできましたが、クオリティの部分はまだまだでした。でも、選手たちは一生懸命戦ってくれましたし、僕が大事にしていることを積極的にやろうとしてくれた姿は見えたので、そこは選手に感謝したいです」と新チームにとっては全てが大きな経験になります。

 関東ブロックリーグ戦は青井 大樹コーチにとってもデビュー戦であり、「多くのことを学ぶ機会になりました。ここで学んだことを次に生かさなければいけないという思いです」と関東の強豪校を相手に大事な試合は今後も続きます。

 第1クォーターは4-26、22点リードされました。しかし、第2クォーターは#00岩本 拓巳選手(2年)の活躍もあり、一時は一桁点差に詰めます。青井 大樹コーチと約束したディフェンスとオフェンスに対し、「もう一度そこを修正して、声を掛け合いながらディフェンスができたことで、良いオフェンスにつながったと思います」と岩本 拓巳選手は話し、手応えを感じられる時間帯もありました。

 栃木県立宇都宮工業高校のエースである#7君座 武志選手(3年)とマッチアップし、「止めたと思ってもシュートが上手かったです。相手が止まったときにもっと詰めて、シュートを打たせないようなディフェンス練習をしなければいけないと感じました」と岩本 拓巳選手は話し、様々な課題を発見する場でもあります。

 ウインターカップ出場校を含め、関東の強豪校揃いの関東ブロックリーグに新チームで臨む東海大学付属甲府高校は、来年へ向けての「アドバンテージになる」と青井 大樹コーチは期待を込めます。

「私にとっても勉強の場であり、勉強しなければいけない大会です。選手たちも肌で感じながら、『他の強豪校はすごいな』では終わらせず、自分たちも来年は同じレベルに引き上げて、インターハイもウインターカップも戦っていかなければいけないという気付きになります。チームのベース作りとしては最高の環境ですし、感謝しかありません」

 練習や準備不足は否めないですが、初戦を終えて「まだまだ弱い」と現状を知った岩本 拓巳選手。関東ブロックリーグで思いきりチャレンジし、素晴らしいチームを作っていく機会にします。

「このリーグ戦を通じて成長できると思っていますし、手応えも感じています。新チームでこのような強豪と対戦できるのも自分たちだけだと思うので、すごく楽しいです」

 東海大学付属甲府高校のホームゲームは、前任の三井 岳人コーチ(現アシスタントコーチ)の提案により、全国大会でも活躍するチアダンス部に協力していただき、華やかなハーフタイムショーが行われました。
「Bリーグをはじめ、イベント性を持った取り組みが主流になっています。今回、一生懸命強化されているチアダンス部が快く引き受けてくれ、ハーフタイムに披露していただきました。ホームorアウェイ開催のひとつのメリットになります」と青井 大樹コーチが話しており、今後は各校開催のホームゲームでもそれぞれの特色が出てくるかもしれません。

 
 
 
※11月14日(日)に行われた「男子:東海大学付属甲府(山梨)vs宇都宮工業(栃木)」の試合の様子は「フォトギャラリー」にてご覧ください。

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